メッセージ

介護職千々松 雅大さん(左)

千々松さんから、渡邉さんへ

職員からのメッセージ

ご入居者渡邉 陽一さん(右)

渡邉さんから、千々松さんへ

入居者からのメッセージ
EPISODE 03

「片道2時間、茨城に出かけたい」とのご相談
私にしかできないことだと思った

千々松 雅大さん(駿河台大学 法学部 法律学科) リアンレーヴ狭山/2013年入社

私が担当している渡邉さんは、お身体の状態は自立に近く、とてもお元気な方。 フランクなお人柄もあり、私も孫のように接させてもらっていて、毎日とても楽しく過ごしています。
ある日渡邉さんから、「茨城に出かけたい用事がある」との相談がございました。 普段は近場であればお一人で車を運転して外出されることもあるのですが、今回は片道2時間という長距離の運転。 付き添いをお願いしたご家族のご都合がどうしても合わずに、困っていらっしゃり、「千々松さんに付き添ってほしい」と、私にご相談いただいたのです。
ご指名をいただいたことをとても嬉しく思いました。 ぜひ渡邉さんの思いを実現したいと考え、施設長や職員の協力もあって、当日は付き添いができることに決まりました。 片道2時間の日帰りで、体力的にも渡邉さんお一人では不安だったと思います。 多少無理を言ってでも出かけたい、それだけ渡邉さんにとって大切な用事であることなのだと感じました。 意を決してご相談いただいたのかと思うと、「私にしかできないことである」という責任を感じたのです。

千々松さんと渡邉さん1
千々松さんと渡邉さん2

渡邉さんとは施設内でもよくお話しをしていますが、外出中は、普段お聞きできないようなお話しをたくさんお聞きすることができました。 施設から離れ、いつもと違うシチュエーションをともに過ごしたことで、だんだんと絆が深まっていくのを肌で感じたことをよく覚えています。
無事に用事を済まされた帰りの道中、渡邉さんはとても嬉しそうな姿を見せてくださいました。 ご入居者の心からの笑顔を見れることは、努力が報われ疲れも吹き飛ぶような瞬間です。
担当ヘルパー制度は、ご入居者が我慢している正直な気持ちを、代弁してさしあげる制度であると思っています。 職員に気を使い、ご自分から言い出せずにいらっしゃる方もいらっしゃいます。 ご相談を受けたら、それがたとえ些細なことでも、もしくは実現が難しいと思うことでも、まずは真摯にお話をお聞きすることが大切です。 丁寧な傾聴から何かが生まれると、日々、担当ヘルパー業務を通じて実感しています。

Interview

千々松 雅大さん
千々松さん
● 担当ヘルパーとしての心がけ

毎日笑ってもらうこと! どんなことでも良いので、一日一回は笑わせたいなと思って、自分から発信して積極的にコミュニケーションを取っています。 お話がスムーズにできない方とも、一日一回の「握手」で必ず触れ合う機会を設けています。

● この仕事の魅力

なんといっても出会いですね。 人生の大先輩方に対してサポートをしていくお仕事ですので、「社会人としての極意」を直伝いただけますし、時に厳しいお言葉をいただくこともあります。 でもそれだけ自分を見守ってくれていると感じますし、こんなにありがたい環境はありません。 近々異動があるので、また訪れる新たな出会いにわくわくしています。

渡邉 陽一さん
渡邉さん
● 施設に入って良かった事

周辺が緑豊かなところと、住宅街にあるため環境が静かなところが好きです。 一人暮らしが長かったので急な集団生活に不安がありましたが、初日から皆さん優しく接してくれ、すぐに安心できました。 千々松さんは、「職員」というより「息子」のような存在。 なんでも話を聞いてくれます。

● これから楽しみにしている事

これからもたくさん出かけたいです。 旅行には行きたい! その土地の食を楽しみ、自然にふれ、緑や山々に囲まれた空間にいることが好き。 絶景を眺めるのも幸せです。 若い頃は、北海道や福岡にも行きました。 行きたい場所はたくさんありますが、カンボジアのアンコールワットは人生で一度は見てみたい。

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